こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
大会は18日目。復権を誓う王国ブラジルと、相手の良さを消しながら、自分たちの長所を活かすメキシコの決勝トーナメント1回戦。
前半
ブラジルは、[4-3-3]怪我のマルセロに代わって、フィリペ・ルイスが先発。メキシコは、[4-3-3]中盤の底にベテランのマルケスが先発。
立ち上がりはメキシコがやや優勢か。21分、左サイドの崩しからC.ベラの突破。グラウンダーのクロスにグアルダード。ダイレクトで打てればといったところだったが、形はできている。この良い流れの時間帯に先制点を奪っておきたいところ。
ブラジルは、左サイドでネイマールとコウチーニョのコンビネーションからいくつかチャンスを作った。スペースがない中でもワンツーなどを使いながら2人で崩していく形はいかにもブラジルらしいプレー。
前半は両チームともに、左サイドを中心にチャンスを作ったが、スコアレスで前半終了。
後半
45分、マルケス→ラジュン
立ち上がりブラジルが攻勢を強める。 メキシコは、奪って素早いカウンターを仕掛けるも、遠目からのシュートで単調な攻め。
51分、ネイマールが左サイドからカットインし、ヒールでウィリアンへ。ウィリアンが持ち出して、グラウンドの速いクロス。最後はネイマールが押し込みブラジル先制。
55分、アルバレス→ジョナタン・ドス・サントス
システムは[4-3-3]のまま変わらず。エレラが中盤の底、その前にジョナタン・ドス・サントスとグアルダード。
60分、エルナンデス→ヒメネス
前半から足を気にする様子も見られ、運動量も少なかったエルナンデスをここでベンチへ下げる決断。今日はコンディションが万全ではなさそうだった。
メキシコは、システムを[4-1-2-3]から、[4-2-1-3]へ変更。ジョナタン・ドス・サントスをやや前目に置くイメージか。
メキシコはカウンターに活路を見出すも単調な攻撃が続く。
80分、パウリーニョ→フェルナンジーニョ
ブラジルは少しでも接触があれば、ピッチに倒れて時計の針を進める。
86分、コウチーニョ→フィルミーノ
メキシコは不用意な縦パスをカットされて、カウンターを喰らう。ネイマールが持ち込んで最後は途中出場のフィルミーノが決めて勝負あり。
メキシコがやりたいカウンターをブラジルにやられてしまった形。攻撃に出なければならない状況で焦りが出た場面だった。それを見逃さないブラジルは流石。
91分、ウィリアン→マルキーニョス
1点を失ってから、メキシコは早めに選手交代をし、システムを変え、勝負に出たが前半ほどの良い形での攻撃はできず、攻めが単調になってしまっていた。先に失ったことへの焦りがプレーに顕著に表れてしまったかなと思う。
ブラジルは、無失点で一見、良く守れていたようにも見えたが、守備での連動はあまり見られず、この先勝ち進むには不安な要素の一つではある。
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