大会は20日目。準々決勝2試合目。
前半
ブラジルは、[4–1-2-3] 左サイドバックに、マルセロが復帰。出場停止のカゼミロに代わって、フェルナンジーニョが先発。
ベルギーは、[3-4-2-1] カラスコがベンチスタートで、同じポジションにシャドリが先発。また、メルテンスがベンチスタートで、いつもよりも1列前でデ・ブライネを起用。ボランチはヴィツェルとフェライニの組み合わせ。
ベルギーは、デ・ブライネが頂点にいて、右にルカク、左にアザールという形にも見える。0トップ、または偽9番のような形か。また、ブラジルのセンターバック2人は高さもあるため、サイドの小さい選手のところで起点を作るような狙いもあるのかもしれない。
13分、コーナーキックからベルギーが先制。ニアでフリーになったコンパニを掠めたボールは、フェルナンジーニョの肩に当たってオウンゴール。0-1
それまで、攻勢をかけていたのはブラジルだっただけに、流れを変える得点になるか。それとも、ブラジルが更にギアを上げるきっかけになるのか。
31分、ブラジルのコーナーキックからベルギーはロングカウンターを仕掛ける。中央でルカクが運び、最後はデ・ブライネがボックスの手前から右足を振り抜き、ボールはファーのサイドネットへ。0-2
日本とのゲームでも見せた速いカウンター。ブラジルの対応も良くなかったが、とても脅威だ。
ブラジルが前がかりになると、そのカウンターがより一層効果的になってくる。ブラジルにとっては苦しい展開になってしまっている。
後半
45分、ウィリアン→フィルミーノ
ジェズスが右に出て、Gネイマールとフィルミーノの2トップの形に変更。
58分、G.ジェズス→ドウグラス・コスタ
元のシステムに戻す。
73分、パウリーニョ→レナト・アウグスト
左で持ったコウチーニョから最後はレナト・アウグストが頭で合わせて1-2。コウチーニョのボールの持ち方、キック、そして、アウグストの飛び出しのタイミングが素晴らしかった。
83分、シャドリ→フェルメーレン
87分、ルカク→ティーレマンス
ベルギーは、アザールがキープしながらファールをもらい時計の針を進める。ベルギーは苦しい時間帯。
1-2で試合終了。
ベルギーが32年ぶりにBEST4進出。
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