こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
大会は17日目を迎え、昨日のゲームではポルトガル、アルゼンチンが敗退。
今日のゲームではスペインが敗れ、Round 16で姿を消した。
波乱も起きつつある今大会、僕の優勝予想国であるクロアチアが登場。
デンマークとBest 8をかけた対戦となった。
前半
立ち上がり、ゲームは早くも動くことになる。1分、デンマークはロングスローの溢れから、先制点を奪う。
しかし、クロアチアがすぐに同点に追いつく。4分、右サイドの崩しから、最後はマンジュキッチ。怒涛の立ち上がり、今大会でも稀にみる展開だった。
このゴールでゲームは振り出しに戻り、やっとゲームは落ち着きを取り戻し、展開していく。クロアチアが主導権を握る展開。
クロアチアは奪ってから、しっかりと縦パスを入れてスイッチが入っている。一方のデンマークはそのスイッチが入らない印象。
前半の終盤はデンマークも攻勢をかける。クロアチアがセカンドボールを拾えなくなり、押し込まれる。デンマークにとっては、コーナーキックよりも、ロングスローからの方が、期待感がある。
クロアチアはハーフスペースをうまく使うシーンが何度かあった。外のレーンではボールを持てているので、何とか、もう1列内側をうまく使いたいところ。
前半は1-1で折り返し。
後半
45分、クリステンセン→シェーネ
クロアチアは前半の終盤から少し勢いを失った印象。縦に入れられなくなっている。デンマークがプレッシャーの圧力を強めてきたことも影響したか。
デンマークは前半よりもカウンターに突破口を乱しつつあったが、膠着した状態が続く。
66分、コーネリウス→ヨルゲンセン
クロアチアは相手にプレッシャーをかけられない時間帯が続く。
71分、ブロゾビッチ→コバチッチ
少し運動量が落ちてきたところでコバチッチを投入。クロアチアは全体的に足が止まってきてデンマークに押し込まれる時間帯。
81分、ストゥリニッチ→ピバリッチ
90分では決着が着かず、延長戦へ。
延長戦前半
98分、デラネイ→クローン・デリ
クロアチアにとっては厳しい延長戦。足が止まり、デンマークが優位にゲームを進める。クロアチアは明らかに運動量が落ち、厳しい状況。途中出場の選手を中心に攻めながら、セットプレーをうまく利用したいところ。
延長戦後半
105分、ブライスワイト→シスト
108分、マンジュキッチ→バデリ
114分、中央でボールを受けたモドリッチが反転し、レビッチへのスルーパス。レビッチがキーパーをかわすものの、ファールで止められペナルティキック。キッカーはチャンスを演出したモドリッチ。運命のキックはシュマイケルの読み勝ち。クロアチアは千載一遇のチャンスを逃した。
ペナルティキックを与えたファールに対してイエローカードが提示されたが、正直、この状況であればレッドカードでもいいのではないかと思ってしまう。ルール上、二重罰を避けるため、イエローカードなのは分かるが、状況を鑑みるとどうだったのかなと思ってしまう。あれだと、やったもん勝ちになってしまうかなと。
しかし、これをきっかけにクロアチアはゲームの流れを取り戻すことになるが、このまま120分でも決着は着かず、ペナルティキックでの決着へ。
ペナルティキック
デンマーク:× ○ ○ × ×
クロアチア:× ○ ○ × ○
デンマーク
- エリクセン
- ケアー
- クローン・デリ
- シェーネ
- ヨルゲンセン
クロアチア
- バデリ
- クラマリッチ
- モドリッチ
- ピバリッチ
- ラキティッチ
苦しみながらもクロアチアがベスト8進出。最後まで目の離せない素晴らしいゲーム。お互いに最後まで死力を尽くすギリギリの戦い。最後は戦術や理論ではなく、気持ち。そんな戦いだった。しかし、今日のクロアチアは全体的に体が重く、後半の中盤から運動量の低下が顕著に表れていた。モドリッチへの負荷もグループリーグでの3試合に比べて高かったように感じた。そこを次の試合では解決したいところ。
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