こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
今回は、vol.1に引き続き、2nd Album 「ANOMALY」から。
前作、Trash We'd Love 以降、曲が書けなくなった細美さんが、自分と向き合い、葛藤し、もがき続けたその先で生まれた2nd Album。
The Ivy
You see the night is coming down
夜が降りてくるのを眺めながら
And hear the stars will sing for us
星々が僕らのために歌うのを聴く
You touch the ivy on the wall
その壁を覆う蔦に触れて
And smile like
君は微笑むんだ
You’d never come back
もう2度と戻って来ないかのように
You take my breath away
君は息をのむほど美しい
My eyes are narrowed from the glare
眩い光に目を細めると
And you take my pain away
君は痛みを取り除いてくれるんだ
当時の細美さんの心を表すようにこのアルバムは、ダークな印象の楽曲が並ぶ。
暗闇から抜け出すための光を求める。
そのために、暗闇の中でもがくような、激しいイントロから、穏やかなアウトロへと向かっていく。
Insomnia
Stay awake
起きていないと
Or I'll just fall apart
バラバラになってしまう
in memory
思い出の中で
I'm not the one you want
僕は君の求めている人じゃない
I'm not the one you know
僕は君が知っている人じゃない
I hope you are fine
君が大丈夫だといいな
Insomnia
眠れないよ
Save me
助けて
Save me
助けて
Save me
助けて
Save me
助けて
このアルバムを代表する1曲。
ライブでも良く演奏される。
僕自身、ドン底まで落ちた時期に良く聴いていた。
Save meと歌う声が叫びのように聞こえる。
その時に初めて本当の意味でこの曲を理解出来たのだと感じた。
他人は誰も君を救ってはくれないけれど、この曲はどんな人にでも手を差し伸べてくれる。そんな気がする。
Walking Like A Man
All around I see the signs, signs, signs
僕はサインに取り囲まれる
They say I'm cold
僕が冷淡だと示すサインに
All about the things I'm not, not, not
そればかり
Not anymore
もう以前とは違うのに
I'm breaking like a toy
僕はおもちゃみたいに壊れてしまった
Like I was one of them
その他大勢に紛れるような
I'm acting like I should
それが定めのように
Like was meant to be
導かれたように
I'm walking like a man
僕は自分の足で歩いている
この曲は、一時期ヘビロテするほど聴き狂っていた。
ダークでありながらも美しいメロディも、自分自身を責めるような歌詞も、それこそ体に馴染むまで。
Antibiotic
The sun goes down
太陽が沈む
Where is the wonder
どこにいるんだろう
That holds me as one
僕を抱き締めてくれる人は
I'm so tired
もううんざりだ
The sun goes down
太陽が沈む
Where is the wonder
どこにあるんだろう
That we once had here
僕の居場所だった場所は
I'm so tired of lying
もう寝転がっているのもうんざりだよ
この曲もまたダークでありながらも、美しい曲。
堀江さんの弾くピアノが映えている曲。エルレが活動を休止したことで、居場所を失ったことを歌っているようにも聞こえる。
Notes Of Remembrance
Enclose my notes of remembrance
記憶への手がかりを閉ざして
Cast these lines which intertwine
繋がりも断ち切って
You make me feel so many things
君は多くを教えてくれた
Feel so alone
とても孤独を感じるけれど
It feels so right
それがしっくりきているんだ
絶望を味わって、孤独になったからこそ知ることもある。
もう一度やり直そうとする心情が現れているような歌詞。
ダークでありながらも、どこか前向きさを感じてしまう。