こんにちは、(@s21cd4869)です。
今日は、Amazon Prime Videoのコンテンツの一つである、「KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE」を観て感じたことを記しておきたいと思います。
観てからかなり時間が経ってしまったのですが、観た際にメモを残していたので、それを参考にしながら書いていきたいと思います。
KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE
日本を代表するサッカー選手としてオランダ、ロシア、イタリア、メキシコとワールドワイドな活躍をしてきた本田圭佑。近年はプレイに留まらずサッカースクールを国内外に展開、クラブを買収・経営するなどビジネスマンとしての顔も見せ始めた。また、国連財団と協力しながら若者をサポートするなど教育にも高い関心を示している。そんな本田がぜひ話がしたい、と希望した各界のエキスパート4人との対談が実現した。門外漢の分野からも貪欲に吸収しながら、自身のことも素直に話すことで周囲を引き込んでいく様子は、これまでカメラの前では全く見せたことがない姿である。本田ファンならずとも要チェックだ。 (Amazon Primeより引用)
本田圭佑のフットボーラーとしての側面、そしてもう一つのビジネスや経営者、教育者としての側面を知ることが出来る。
本田圭佑の視点には興味があったので、こういったコンテンツは非常に良い機会になる。本田圭佑が一人の人間として、サッカーを、そして世界をどう見ているのかが垣間見える。
CAFE SURVIVE #1
第1回は本田選手と村井満Jリーグチェアマンとの対談。詳しく書くとネタバレになってしまうので、大まかに書きますが、傾聴力と主張能力の話は興味深かった。自分は、傾聴力を培う必要があったなぁと。ただ、それを小さい頃から、どう培うのかは難しいところ。
「サッカーは理不尽なスポーツ。理不尽だからこそ、成功したときの喜びが大きい。」
これには同意。サッカーをやっている人なら常に感じていることだと思う。
「リバウンドメンタリティ。メッシもロナウドもあれだけシュートを外すし、ミスをする。成功よりも失敗の割合の方が大きい。」
これは、一つの事実。海外では、10回のミスよりも、1度の成功に目が行くような気がしていて、日本では、1回の成功よりも、10回のミスに目が行くような環境になってしまっている。もっとチャレンジ出来る環境が必要かもしれない。
「日本サッカーの課題は、ブラジルW杯のコートジボワール戦に見られたように、傾いた試合の流れ、崩れたときに立て直す力が乏しいということ。」
これについては、僕がサッカーを観出したころから、感じていたこと。未だに解決策は見いだせていないように思う。
「日本はオーナーシップという項目は壊滅的。選手がコーチ、監督に発案して練習する割合が低い。」
監督やコーチに言われたことに対して、忠実にこなせることは、日本人の長所であり、最大の短所でもある。ピッチの上で各自がもっと判断して、決断していかなければいけない。ジュニアやユースなど、育成年代から変えていくような改革が必要か。
CAFE SURVIVE #2
「どんなに失敗しても、僕はポジティブな理由をつけられる。失敗は、自慢出来るもの。」
この本田のメンタリティーは素晴らしいなと。何かに挑んでいくには、こういったメンタリティーがあるとないとでは、大きく変わってくるものがある。
「必要とあれば、手をあげるのはあり。愛なら。感情論になってしまうとダメだが、教育ならあり。」
「自分が殴られたり、引っ叩かれたりせずに、痛みも分からない人間が大人になってしまっている。」
話は、日本の社会問題になっている虐待や、体罰、教育へ。手を出す、出さないの是非はあって、人それぞれ、考えを持っているだろうけれど、本田が言っていることも的を得ている。自分が痛みを分からない、若しくは、知らないからこそ、想像力が足りないのではないかと。
「メンタリティの構築はやはり、環境が大きい。情報を与えすぎ、ハングリーさが必要。」
リバウンドメンタリティは、サッカー界だけでなく、社会で必要なエレメントであると感じた。サッカー界だけではなく、日本社会の問題の一つであると感じる。
Jリーグの外国人枠の話は、自分も本田選手と同じ意見だった。外国人枠については、昔から考えていたこと。極論を言えば、11人がほとんど外国籍の選手のチームがあっても良いのではないかと思う。外国人枠が設定されていて、尚且つその枠が狭いことで、日本人選手は、ある程度、試合に出れる確率は上がっていて日本人選手同士の競争をすれば良いだけの状況になっている。外国人枠を少しでも緩和できれば、自ずと競争が生まれる。競争を生めば、必然的にレベルは上がっていくのではないかと思う。
今回の対談を観て感じたのは、考える力がお二人共に、ズバ抜けて高いと言うこと。本田選手は、村井さんに対して分析力という言葉を使っていたが、そういった能力が非常に高いと感じた。畑違いの業界から日本サッカー界へと飛び込んで来た村井さんなど、違う畑の人間だからこそ出来ることがあるのだと。サッカーに長年関わっていると、ある種の固定概念にとらわれてしまうのではないかと。
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