好きな作家の一人である村上龍。
彼の作品の中で1番最初に読んだのがこの作品。
著者自身の体験からくる小説。
舞台は1960年代。
僕自身は学生運動みたいなものとは無縁だけど、学校社会や教師とは反りが合わなくて、ずっと反抗してきたというか、距離を置いてきた。今もそうだけど。
学生運動を目の当たりにしたことはないが、この時代の若者には良い意味でも悪い意味でも、有り余るほどのエネルギーがあったんだと感じた。
それと比較すると、自分も含めて、最近の若者にはエネルギーとかパワーが感じられないのかもしれない。
作中で登場する洋学など、よく知っている曲で少し雰囲気を感じることもできた。