こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
先日、TBSの番組で中田英寿氏が日本代表のワールドカップ2ヶ月前での監督交代劇について言及していたので、それについて書いていきたいと思います。
今回の監督交代をどうみたのか?
「2ヶ月で監督がどうこう出来るものじゃない。結局は選手が自分たちでどれだけまとまってやれるか。それよりも、むしろ、このワールドカップをステップにして、次に繋げるためのワールドカップにどうしていくかっていうのを西野さんは考えないと、このワールドカップだけで結果が出ればいいやみたいな考え方だと日本サッカーのためにならない。」
「外国人監督を4年間やって、良くても悪くても、はい、じゃあ契約が終わって次に行く。なんかそれをやってても、その先には絶対に進まないと思う。」
「例えば、そういう風に4年で監督を変えて行くんだったら、間違いなく日本人監督で次の3大会をやっていこうとか、外国人監督に任せるんだったら、それこそ、もう2大会は間違えなく任せてやってみようとか、もう少し長い期間を見ない限り、積み上げることが難しい。そうしないと監督は結局その4年間の為だけにやってしまう。それだと結局意味がない。」
僕の考えも同じで、サッカーファンの意見も概ね同じだろうと思う。今回の監督交代劇は、この大会だけなんとかなれば良いというものに思えてならない。目の前の利益にとらわれて、長い目で見たときの積み上げを完全に考えていないとしか思えない。本気でワールドカップ優勝を目指しているのかと疑問に思う。時間が解決してくれる問題ではない。小さな積み上げをしていかなければ、大きな夢を叶えることはできないはずだ。
僕らが怒りを抱えているのはそういったことがあるからで、ワールドカップのときだけサッカーを観る人や、表面だけにとらわれて、最も重要なところが見れていない人は今結果が出ているのに何を怒っているんだと思っているだろうけれど、その人たちは今だけ結果が出ればそれで良いだけ、その人たちはただその時、その瞬間に楽しければ良いかもしれないが、僕らは未来に目を向けている。
目を向けているところの差は大きい。僕らは今少しだけ結果が出れば良いというわけではないから。この一連の解任劇は決してポジティブなことではないが、ワールドカップのときにしかサッカーを観ない人にも日本サッカーを考えてもらえるようなきっかけに今回の一連の解任劇がなれば、少しだけでもポジティブだったと言えるのではないかと思う。
このワールドカップを次に繋げるために、日本中で日本サッカーについて今一度考えるときが今なのかもしれない。日本がサッカー先進国と世界中から認知されるために。
そして、日本代表がワールドカップ優勝を果たすために。
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