こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
大会は、12日目を迎え、いよいよ3戦目が始まっています。
そんな中で、グループBも3戦目が行われ、最終順位が確定。
運命の第3戦は2試合ともに同時刻でのキックオフ。
スペインvsモロッコ
第2戦の結果を受けて、すでにグループリーグ敗退が決定していたモロッコと、1戦目でポルトガルと引き分け、2戦目でイランに苦しみながらも勝利し、勝点4でポルトガルと並んでいたスペインの対戦。スペインは引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まり、このゲームを落とすと、グループリーグ敗退の可能性もあった。
ゲームは思わぬ展開となる。ボールを持ち、主導権を握ってゲームを進めいていたスペインだったが、最終ラインでボールを回す中で、ジョルディ・アルバからのパスを受ける際に、セルヒオ・ラモスがプレッシャーに来た相手を引き付けようとした。
しかし、そのままボールをカットされ、ショートカウンターをくらい、そのままキーパー(デ・ヘア)との一対一を確実に決められ、先制点を許した。このプレーは少し油断が見られたような、甘さがでたプレーだったように感じた。
同点弾は先制点を奪われてから、時間が経たないうちに生まれた。実にスペインらしい形での得点だった。今大会では珍しく、ペナルティエリア内での崩しから生まれたゴールだった。前半は1-1での折り返した。
しかし、次の得点を奪ったのは、すでに敗退が決まっているモロッコだった。スペインにとっては、万事休す。無情にも時計の針は進んで行く。前回のブラジル大会の悪夢が蘇る展開。それでもスペインは諦めずに攻め続けた。終盤に最後はVARでの判定でゴールが認められ、2-2の同点に追い付く。
イランvsポルトガル
グループBのもう1試合は、イランとポルトガルのゲーム。両チームともに決勝トーナメント進出と敗退の両方の可能性を残していた。イランの素晴らしい戦いぶりはここまでの2試合で十分すぎるほどに観てきた。このゲームは激しいゲームになると予想できた。
ゲームを先に動かしたのはポルトガル。前半終了間際にクアレスマのアウトにかけた見事なゴールが決まって先制点を奪う。互いに激しいプレーで選手がピッチに倒れるシーンが目立つ。互いの先へ進みたいという気持ち、このゲームに懸ける想いが現れたゲームだった。
このまま試合が終わるかと思われた後半のアディショナルタイム。ポルガルの選手がペナルティエリア内でハンドをしたということで、VARでの判定に。映像を確認した主審はペナルティスポットを指した。イランがこのペナルティキックを決め、1-1の同点に追い付いた。このまま試合終了。
グループBの行方は
第3戦の結果を受けて最終順位が確定した。
- スペイン 5
- ポルトガル 5
- イラン 4
- モロッコ 1
勝ち点でスペインとポルトガルが並びましたが、得点数でスペインが1位、ポルトガルが2位でグループBを通過した。
首位通過のスペインは、グループAを2位で通過したロシアと、2位通過したポルトガルは、グループAを首位で通過したウルグアイとの対戦が決まった。
決勝トーナメント1回戦組み合わせ
スペインvsロシア
ウルグアイvsポルトガル
終わってみれば死のグループ
グループリーグの組み合わせが決まってすぐに下記のエントリーを書きました。
このエントリー内で、順位予想をしたのですが、結果として、1位通過と、2位通過の国は予想通りではありましたが、ここまで死のグループになるとは予想していませんでした。
今大会で躍進が目立つ堅守を武器に戦うチームに対して、日本人は批判したり、面白くないという人が多いように感じます。(もちろん、これは日本人に限ったことではありませんが。)カウンターサッカーに対して、“弱者のサッカー”なんて言われたりしますが、僕はこの言葉に違和感を感じてしまいます。
攻撃的なサッカーをするのが「正義」で、守備的なサッカーをすることが「不義」とされる。他の方がどのように受け取っているかは分かりませんが、そんな漠然としたイメージを払拭するような大会に今大会はなっているそんな気がしています。
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