こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
本日行われた、スイスとのゲームを振り返っていきたいと思います。ガーナ戦では、組織として昨日していなかった印象でした。本大会が迫る中で、大事な残り2試合のなかで、課題を見つけ、本大会にどう挑むのか注目して残りの2試合を観ていきたいと思います。
前半
まず、スイスは格上で、押し込まれる時間が長くなる展開になることは戦前からの予想通りではあった。中盤で良い形で奪う場面もいくつかあったが、いまひとつ、攻守において、連動が感じられなかった。
ポジティブだったのは、大島僚太が積極的にボールに絡んで、多くボールを受けて、捌いていたこと。縦にボールを付けられていたのもほとんどが彼からだった。攻守で存在感を示し、孤軍奮闘していたのが印象的だった。
ガーナ戦では、後半途中まで3-4-2-1のシステムを試していたが、このゲームでは4-2-3-1で戦った。あの3バックは一体どんな意図があったのか。
スイス戦では、両サイドに配置されたのは、宇佐美貴史と原口元気だった。押し込まれた中でも、両サイドに良い形でボールが入った場面は多かった。しかし、ドリブルでペナルティエリア内に仕掛けていく場、はほとんどなかった。
両サイドには、もっと積極的なプレーを求めたいところ。宇佐美、原口の良さはドリブルで仕掛けられること。積極的に仕掛けないのならば、彼らの存在価値は薄れてしまう。
逃げの横パスを奪われることについては、責めるが、仕掛けた結果、失ったとしても、僕は責めたりしない。チャレンジしてほしい。自分がなんとかするという気持ちが見たい。
後半
後半は、相手のカウンターを食らう場面が増えた。日本が少し前がかりになったこともあったが、不用意なボールロストが多く、カウンターをまともに食らい過ぎていた。潰すところは潰さないと、後手を踏んでしまう。もっと、はっきりとした守備が必要。
スイスは、奪ってから縦にスピード感があって、日本にとってカウンターが非常に脅威となっていた。一方、日本の攻撃は、ほとんどがスピードダウンしていて、奪ってからのスピード感があまりにも欠けていた。その結果、スイスは自刃のゴール前に人数が揃っており、単調なクロスをあげるだけで、ペナルティエリア内に侵入することがほとんど出来なかった。
ゲーム全体を通して
90分を観た印象としては、全体的に逃げるようなプレーが多いと感じた。僚太が積極的なプレーをしていた以外は、いまひとつ積極性に欠けていたと思う。本大会がそこまで迫っている中で、チームとしての軸や、一貫したものがないことが気掛かり。
パラグアイ戦では、スイス戦のサブ組が出場することになると西野監督は明言している。チームとして機能しないのならば、せめて個の部分で違いを見せてほしいところ。
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