こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
今回は、先日行われたキリンチャレンジカップのガーナ戦を振り返っていきたいと思います。
日本サッカーは混迷を極めるが、タイムリミットが迫っている
西野朗氏が日本代表監督に就任して迎える初めての親善試合であった先日のガーナ戦。僕も日産スタジアムに足を運びました。
僕は中島翔哉を観に行くつもりでした。もちろん、ハリルホジッチの下、ロシアへ向かう代表チームを観るのは大前提ですが。
しかし、チケットの申し込み後にハリルホジッチ前日本代表監督が解任されてしまい、その後に就任した西野監督が招集したリストに翔哉の名前はなかった。
先日のガーナ戦で、周りから一番聴こえてきたのは翔哉の名前だった。アマチュア時代から、僕は彼が日本の10番を背負うと信じて疑わなかったけど、世間からは評価されていなかった。そんな状況を思うと、招集外の代表戦の会場で至る所から翔哉の名前が聴こえてくる日が来るとは。#jfa #daihyo #中島翔哉
— Kei (@s21cd4869) 2018年5月31日
日本サッカー界の置かれている状況
この解任劇で、この試合に行くのを辞めた方も多くいたと思います。日本サッカー協会には不信感と怒りしかありません。しかし、スタジアムでは拍手と黄色い歓声が飛び交っていました。僕は違和感しか感じませんでした。特に後半から出場した香川選手の交代が告げられて、名前がコールされたときの黄色い声援には流石に呆れました。
翔哉を観るはずだったゲーム。即席の3バックが機能するはずもなく、ガーナの方が1枚も、2枚も上だった。周りの観客が盛り上がっている意味も分からなかったし、香川が交代で入ったときの盛り上がりは、もっと意味が分からなかった。どう観たらいいのか分からないゲームは初めてだった。#jfa #daihyo pic.twitter.com/dt98sf5su8
— Kei (@s21cd4869) 2018年5月30日
観ている世界が違うということ
本当に今の状況を観客は理解しているのかと。日本で開催される代表戦に行く度に、黄色い歓声には呆れてますが、この状況下で、香川に黄色い声援を飛ばしてるやつは、サッカーを観にきている訳ではないんだと。この人たちは、僕とは観ている世界が違うのだと気づきました。
日本という国でサッカーが文化になるまでの道のりはまだまだ長いなと思い知らされた。
ゲームを見て感じたこと
一言でこのゲームの感想をいうならば、『退化した』と。これに尽きるかなと。日本に足りないものを植え付けようとしていたハリルホジッチ氏を解任して、井の中の蛙のようなサッカーを展開しようとしていたように僕の目には映りました。不可解な理由で日本サッカーのために戦っていたハリルホジッチ氏を切り捨て、『本大会で勝つ可能性を1%でも高めるための決断』と田嶋会長は言い放ちましたが、3戦全敗の可能性を50%くらい高めてくれたんじゃないかと思います。そして、何より今後の日本サッカー界の低迷の可能性を高めたと思います。日本サッカーは、世界のトップレベルからまた遅れをとって行くことになるでしょう。その未来を日本サッカーのトップが決断してしまったのです。
サッカーを愛しているが故に今の状況は辛い
僕はサッカーが大好きです。もう生活のほとんどをサッカーが占めています。日本代表に憧れてサッカーを始め、その舞台に立つことを夢見てサッカーを続けてきました。それでも、この一連の出来事には怒りを通り越して、呆れています。こんなことならワールドカップに出て欲しくない。そんなことまで思ってしまいます。
ロシアワールドカップ閉幕後に今一度日本サッカーを考えるべき
もちろん、ワールドカップが開幕すれば、日本代表の勝利を願って応援することになると思います。どんなことがあろうと、僕は日本人で、日本代表のサポーターだからです。
田嶋会長をはじめとする、日本サッカー協会は今回のことの責任をどう取るのか。目先の利益ではなく、今後の日本サッカー界のための決断を望むばかりです。
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