こんにちは、Kei(@s21cd4869)です。
ここ最近、白星から遠ざかっている。
ここ数試合での鬼木監督の采配について、懐疑的な意見をいくつか目にしたので、今シーズンの鬼木采配について考えてみたいと思う。
ワントップに知念慶を起用
知念の積極起用は、目先の結果を見たものではなく、シーズン後半を見据えたもの。チャンピオンになったことでチームはもちろん、選手も研究されてマークは厳しくなってくる。さらには主力の怪我なども想定される。昨シーズンと同じでは勝っていけない。そう言った意味でも知念の成長と、チームへのフィットは連覇に挑むチームにとって必要不可欠な要素である。
過密日程も少なからず影響している
ターンオーバーをしなければならないが故に、チームとしてのイメージの共有ができていない。
戦う気持ちを感じた、非常にインテンシティの高いゲームだった。チームとして噛み合っていないところを何とかしたい。最後のアイデアが一つ足りないなぁと。もっと、イメージの共有ができれば。 #frontale
— Kei (@s21cd4869) 2018年4月14日
勝ちに行く際に切るカード
仙台戦では、スコアレスの後半に大久保、齋藤学、登里という3枚のカードを切った。小林悠が欠場したこともあって、大久保がファーストチョイスだった。この決断は悪くなかったと思う。前半からシュートも少なく、勢いが生まれない展開の中で後半頭から大久保を投入して、攻撃に迫力を出したいという狙いがあったのではないか。FC東京から復帰後、インパクトを残せていないという意見も目にしたが、グランパス戦のように一発で仕事をできる選手。今シーズンはベンチからスタートする試合が多い中で、途中から出て現状を打開できる選手としてプライオリティーは間違いなく高い。
2枚目に切ったのが齋藤学。怪我明けで、想定よりも早く復帰したことで慎重な起用である。ドリブルでアクセントを付けられるのが彼の魅力だが、復帰まもないこともあり、パスを選択する場面が目立つ。現状では、長谷川の方が何かをやってくれそうな期待感はあるのが正直な意見だ。ただ、今後を考えたときに、斎藤のチームへのフィットも知念と同様に必要不可欠な要素である。この起用もまた、シーズン後半を見据えたものであると考えられる。チームへのフィットや試合勘、連携面はゲームでしか養うことができない。
リーグ5位で批判が多い現状
これまでも開幕から勝ち続けたシーズンは記憶にない。いつだってスロースターターだった。現状で良いと思ってはいないが、特別心配もしていない。昨シーズンリーグチャンピオンになったことでどうしても期待値が高くなってしまっている。8節終了時で5位にいて批判が多いチームになったということ。これは少しだけ嬉しく思ったりもする。
フロンターレに黄金期は到来するのか
昨シーズンの優勝で、フロンターレに黄金期が来るというような記事をいくつか目にしたが、個人的にはそんな楽観的な意見は持っていない。サッカーはそんなに簡単なスポーツではない。今のJリーグに黄金期を迎えているクラブは一つもない。ガンバが不振に陥っているように、一つ歯車が噛み合わなくなれば、苦しいシーズンになってしまう可能性だってある。
中断期間までは我慢の戦いが続く
過密日程で厳しい戦いが続いている。コンディション的にも厳しい状況ではある。フロンターレのようなサッカーをするにはターンオーバーしなければならない状況は好ましくない。ワールドカップの中断期間までいかに粘り強く、我慢しながら戦えるかがポイントになって来る。残念ながらACLはグループリーグ敗退が決まってしまったが、これはもうポジティブに考えるしかない。長距離の移動がなくなったことをポジティブにとらえたい。
【大島僚太】日本トップクラスの技術の持ち主。日本の心臓になるのは彼だ。|Kei @s21cd4869|note(ノート) https://t.co/JaONArGMLl
— Kei (@s21cd4869) 2018年4月13日
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