以下順不同。
Dim The Lights / MONOEYES
細美武士が率いるバンド。彼の作る曲の良さについては最早、言うまでもないだろう。ストリーミングや配信が音楽業界の主流になりつつあり、一部(サビ)だけを聴いて購入するかどうかを判断する現代において、Albumの存在意義、サビだけが良いメロディなのではなく、サビに向かっていく中にも物語があって、メロディが鳴っている。この時代のロックバンドがどうあるべきかというクエッションに対してのアンサーを出した、そんな1枚だと思う。
幼さを入院させて / 神聖かまってちゃん
アルバムとしてのコンセプトを感じられる1枚。の子さんの作る曲は凄まじい。決して、何か難しいこと、高度なことをしている訳ではない。しかし、1曲ごとに魂が込もっている。尚且つ、メロディセンスが抜群だ。今回のツアーにも参戦して、生で聴いたが、とても良い曲たちだった。
As You Were / Liam Gallagher
リアムのソロアルバム。BEADY EYEではあまり発揮されていなかったリアムの良さが十二分に発揮された1枚。原点回帰することで、もう一度音楽を楽しんでいる。リアムの作る曲が良いと思える日がやって来るとは。BEADY EYEでの日々が無駄では無かったと思えるそんな作品。
Who Built The Moon ? / Noel Gallagher's High Flying Birds
弟のリアムとは対照的に、今までやって来たことに捉われず、新しいものを常に吸収し、新たなモノにチャレンジしていく姿勢が素晴らしい。これだけのキャリアのノエルがチャレンジし続け、尚且つ、その作品たちはどれも素晴らしいものばかり。最高だぜ兄貴。
- アーティスト: Noel -High Flying Birds- Gallagher
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2017/11/24
- メディア: CD
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Say Goodbye to Memory Den / DYGL
待ちに待った1st Album。今年一番聴いたのはこのアルバムだと思う。もちろん、リリースが4月だったという影響もあるが。シンプルな構成ではあるが、そこにメロディが鳴り、それがとても心地良い。UKやUSの系譜を根底に感じられる楽曲たち。まだまだ、粗削りな感はあるが、これからが非常に楽しみなバンド。
( ) / Sigur Ros
この作品だけは番外編。2002年にリリースされた作品だ。今年の夏に東南アジアを旅した時によく聴いていた1枚。名前のないアルバムで、Untitledと呼ばれるアルバム。8曲入りであるが、全てが同じ歌詞、同じメロディラインである。しかし、アレンジが全て異なるのが特徴だ。定期的に聴きたくなるアルバム一人旅の間、機内でも、街中でも、良く聴いていた。美しいサウンドの中に、儚さを感じる。
Pacific Daydream / Weezer
リリースされて間もないアルバムが多くなってしまったが、下半期にリリースされた作品は良いものが多かったし、個人的に気に入った作品が多かった。ラストは、Weezerの11枚目のアルバム。まさにタイトル通り。実に心地の良いサウンド。アルバムとして、通して聴くべき作品に仕上がっていると感じた。アルバムとして、一つの作品として、統一されている。素晴らしい1枚。