最悪のピッチコンディション。
満足とはいえない結果。
台風の影響により、30分遅れてキックオフの笛が吹かれた。
日立台のピッチは水が溜まり、ボールは転がらない。
フロンターレのサッカーを180度変えて戦わなければならなかった。
コンディションは相手も同じだが、、、
パスサッカーが出来ずとも闘った90分。
2点リードされてから、諦めずに戦った結果が、2つのゴールを生んだのだと思う。
もう1点取って、勝ち点3を取りたかったが、0を1に出来たのは今後を左右する可能性は十分にあるだろうから、この勝ち点1をプラスに捉え、前を向こう。
運を味方にできるか。待ち受ける試練。
ただ、追いかけている首位の鹿島は札幌とアウェイ札幌ドームでのゲーム。
フロンターレは、台風が関東に迫る中、アウェイ日立台でのゲーム。
これは運としか言いようがない。
リーグタイトルを獲得するまでには、試練がありすぎる。
しかし、その分だけ喜びも一入だろう。
苦難を乗り越えた先に待っている栄光に向かって、みんなで走るだけ。
留まっている時間はない。
次の戦いはすぐにやって来る。
悲願の初タイトルへ、辿り着いた舞台。勝たなければ何も残らない。
リーグ戦は約3週間の中断。(鹿島vs浦和を除く)
一先ず、今週末のルヴァン杯のファイナルに全力を尽くすこと。
悲願の初タイトルへ向けて、サポーターの思いは一つ。
この日は、極論言ってしまえば、内容なんて良くなくていい。セレッソよりも一つでも多くゴールを奪って試合終了の笛を聴く。それだけのミッションだ。リーグ戦のことは考えず、一人一人が持てる力を全て出せれば結果はついて来るだろう。
タイトルの懸かった一戦、このゲームのキーは?
直近のリーグ戦ではセレッソ相手に快勝したが、前半戦では良いところなく敗れている。難しい試合の入りになりそうだが、流れが悪い時間帯に耐えられれば、こちらのペースでサッカーができる時間帯はやって来る。相手ペースの時間帯に耐えることがこのゲームのキーになるかもしれない。
結局のところ、最後は一人一人の勝ちたいという気持ちが勝利を引き寄せる。
11月4日、フロンターレに関わる全ての人たちと喜びを分かち合えることを願う。