*Just the Way You Are* ~はみ出し者の旅~

サッカー、音楽、旅などについて書いてます。遠回りの人生の中で感じたことを只々、綴っています。お問い合せはこちら。Mail : jtwya.s21@gmail.com

【香川真司】日本の10番、香川真司はロシアワールドカップのメンバーへ入れないのだろうか

 

 欧州遠征が終わった。ワールドカップ本大会が6月に迫る中で、完成度の低さを露呈するような試合内容で不安が募るゲームになってしまった。とは言え、あくまでもメンバー選考のための2試合ではあった。


欧州遠征についてのエントリーはこちら。

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欧州遠征26名のリストに香川真司の名前はなかった。2月に足首を負傷し、ドルトムントでも欠場が続いている。やっと、全体練習に復帰したようだが、当初の復帰予定よりもだいぶ長引いてしまっている。本大会まで3ヶ月を切ったインターナショナルマッチウィークにおいて、怪我で招集を見送られたのか、そもそも大枠のリストに入っていなかったのかで大きな差がある。


No.10としては物足りない


 ハリル・ホジッチ氏が日本代表監督になってから、香川は日本の10番として、十分な結果を残してきたのか疑問がある。クラブでの実績は申し分ないが、日本代表の10番としては、物足りないと言わざるを得ない。


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輝かしい未来を思わせた才能の片鱗


 J2時代、セレッソ大阪で”エースナンバー8”を背負い、クルピ監督(現G大阪監督)の下、才能の片鱗をうかがわせる輝きを放った。そして、自身の出場は叶わなかったが、サポートメンバーとして同行した南アフリカW杯後に成長を誓いドイツへと渡った。1年目から物怖じすることなく、仕掛けていくプレーは日本サッカーの輝かしい未来を予感させた。

 


ドイツで放った眩い輝きとイギリスでの苦悩


 ドルトムントでの1年目、2年目とリーグ優勝に貢献する素晴らしい活躍を見せた。そして、2012年には、リーグ連覇を置き土産にイングランドの名門であるマンチェスター・ユナイテッドへと4年契約で完全移籍。1年目こそ、香川自身まずまずの結果を残し、チームもリーグ優勝を果たしたが、ファーガソンの退任からチームの歯車は噛み合わず、翌シーズンのヨーロッパチャンピオンズリーグ出場権を逃すなど、不振に陥ったチームを象徴するかのように香川自身もシーズンを通して不振に苦しんだ。

マンチェスター・ユナイテッドに加入し、ファーガソンの退任のあたりから、香川の歯車も狂ってしまったと感じている。加入後直ぐに香川の獲得を熱望していたとされる指揮官の退任が完全に悪い方へと転んでしまった。


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移籍の"成功"と"失敗"


 海外のクラブへ移籍して結果を残せずに、新天地を求めた際、その移籍は失敗だったと言う人が多くいるが、私は必ずしも、そうは思わない。たとえ試合にコンスタントに出場できなかったとしても、そこでしか得られないものや、挑戦したからこそ得られるものがあると思うからだ。

本田圭佑選手(現パチューカ)のACミラン(イタリア)への移籍や中村俊輔選手(現ジュビロ磐田)のエスパニョール(スペイン)への移籍などが挙げられるが、これらの移籍が必ずしも失敗だったかと言えば、そうではないはずだ。本田選手も、中村選手も当時の経験が今のプレーや生き方に生きているに違いない。


積極性を求めたい


 少し話が脱線してしまったが、香川選手に話も戻すと、不振に陥ったマンチェスターでの経験があったからこそ今があると思えるようなプレーを観たい。セレッソからドルトムントへ移籍した頃の香川選手は、物怖じすることない積極的なプレーが目立ち、それが良い結果を生んでいた。もちろん、当時若かったということも、少なからず影響していたと思うが、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した頃から、消極的なプレーが目立つように感じられるのは私だけではないだろうと思う。年齢的に中堅になったから、そして、ベテランになったから、それが積極的なプレーをしない理由なのだとしたら、間違っているのではないか。それならば、経験がなくとも積極性のある若手のプレーヤーを代わりに起用したいというのが指揮官の気持ちなのではないだろうか。あの移籍を成功にするのも、失敗にしてしまうのも、今現在のプレーの一つ一つに依るのではないだろうか。

 

ブラジルW杯へ挑んだ日本代表チームでも、ザッケローニ監督が左サイドで起用し、プレーの幅を広げて欲しいというメッセージを送っていたが、香川がプレーの幅を広げられたようには思えない。その結果が今の代表落選に繋がってしまったのではないだろうか。単に「今のサッカーに合わない」で済ませてしまっていいのだろうかと思ってしまう。

 

タイミングが悪かった負傷

 

 前回の代表落選からドルトムントで調子を取り戻していただけに、今回の負傷はタイミングが悪過ぎた。本来であれば、3月の欧州遠征で代表に復帰し、与えられたチャンスで結果を残し、ロシア入りへのアピールをするはずだった。しかし、それは叶わなかった。香川はまず、リスト大枠である35名に入らなければならない。怪我を治し、ブンデスリーガで結果を出していくしか残された道はない。欧州遠征のメンバー発表の会見でハリル・ホジッチ監督が繰り返し発言した”得点力”というキーワードから、香川がロシアへ行くためにやるべきことは明確である。リーグ戦で目に見える数字にこだわることだ。


日本の10番は未だに


 僕個人としては、日本代表の10番と言えば、中村俊輔選手で今だにそれは香川真司選手に書き換えられていない。しかし、 6月の活躍次第では、天地がひっくり返るだろう。ワールドカップとは、それだけの大舞台であるということ。彼にも日本代表の10番を背負って戦ってきた誇りや覚悟があるはずだ。それを表現するために、何としてもロシアワールドカップのメンバーへ滑り込まなければならない。欧州遠征のゲームを見る限り、トップ下やインサイドハーフのポジションに当確の選手はいないのが現状だと思われる。まだまだ、香川にも可能性は残されているだろう。6月、ロシアワールドカップを戦う日本代表チームの”背番号10は、果たして香川真司が背負っているのだろうか。それとも・・・。




と書いていたのだが、公開する前にハリルホジッチ氏が解任されてしまった。この監督解任劇は香川にとって、プラスにはたらくかもしれない。しかし、まだドルトムントでゲームに復帰した訳ではない。欠場が今日まで続いている。やっと全体練習に復帰したと報道があったが、まずはコンディションを整え、好調さをアピールしなければロシア行きに暗雲が立ち込めるだろう。何れにしても、香川真司が日本代表チームに帰ってくる可能性が上がったとも言える。

 


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